実際に体験したことのないものや、見たことのないものの記事を作成するのは、本当に大変ですよね。
「検索してもなかなか感想やネタバレの内容が出てこない」
「たくさんの記事を作成したい」
そんな焦った気持ちから、ついついそのままコピペしてしまいたくなってしまうときもあるかと思います。
ですが丸々コピペしてしまうと、結果的にあとでやり直さなくてはいけません。
またライターとしての信頼度も下がってしまうため、丸々コピペしてしまうことはデメリットばかりです。
そのため今回は、コピペ感をなくすリライトの方法や、なぜコピペをしてはいけないのかについて説明します。
〜もくじ〜
コピペがNGの理由
なぜコピペがだめなの?
全く同じ文章があるとその記事がコピーコンテンツだと判断され、サイト自体が警告やペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティを受けて検索にかからなくなってしまったり順位が下がったりすると、サイトの運営が難しくなってしまうのです。
また著作権などの観点から訴えられるなど、不要なトラブルが発生してしまうことも。
このように気軽にコピペをしてしまうと、実は大変なことになってしまうのです。
サイトが運営できなくなってしまうと、最終的にはお仕事を提供できなくなってしまう…なんてことになりかねません。
そのため、コピペは絶対にやらないようにお願いします。
- サイト自体が警告やペナルティを受ける可能性がある
- 著作権などの観点からトラブルに発展してしまう恐れがある
- サイト運営ができなくなり、お仕事
コピペがダメならどうしたらいいの?
さきほど説明した理由から、1つの文や文章を丸々コピペすることをやってはいけません。
ですが1から全部自分で書くというのは時間もかかってしまいますし、大変ですよね。
そんなときに便利なのが、「リライト」という手法です。
コピペからリライトへ
リライトとは?
Webの記事作成におけるリライトとは、調べたサイト内の記事を「内容は同じまま別の文章に書き換える」作業のことです。
加筆修正や記事修正と同じように感じる方もいますが、ポイントは「内容は同じまま別の文章」にすることにあります。
ライターにはお馴染みの必須スキルです。
正しいリライトを身につけると、良質なコンテンツ制作、記事作成を可能にし、「この人は技術があるな」と思ってもらえます。
そのため、改めてリライトのコツや作成方法を見ていきましょう。
リライトでよくある間違い
リライトと聞いて、文末の「です・ます」や「助詞や接続詞」を変えるだけだったり、文章中の「単語」を変えているだけの方がよくいます。
ですがそれはリライトとは言えないのです。
リライトとは、「内容は同じまま別の文章」にすること。
それでは、間違いやすい悪い例を見てみましょう。
■元の文
秀作も大学を卒業後は警視庁に勤務し、エリートとして忙しい日々を送っていました。
↓
×です・ますを変えただけ
秀作も大学を卒業後は警視庁に勤務し、エリートとして忙しい日々を送っていた。
×助詞や接続詞を変えるだけ
秀作は大学を卒業後に警視庁へ勤務し、エリートとして忙しい日々を送っていました。
×単語を変えるだけ
秀作も大学を卒業後は警視庁に勤務し、エリートとして多忙な日々を送っていました。
これは、一見、文章を書き換えたように見えるかもしれません。
ですが実際は、「文章の一部を書き換えている」だけになってしまっているのです。
この程度の書き換えの場合、検索エンジンにコピーコンテンツ・重複コンテンツとして扱われてしまう恐れがあります。
特に最近の検索エンジンは、簡単な書き換えだとコピーコンテンツ・重複コンテンツと判断されてしまうため、安易に行うと逆効果になります。
ちなみに、今の例文をリライトすると以下のようになります。
■元の文
秀作も大学を卒業後は警視庁に勤務し、エリートとして忙しい日々を送っていました。
↓
◯リライト例
秀作も大学を卒業した後はエリートとして警視庁で働き、多忙な生活を送っていました。
ここから、リライトするための具体的なポイントについて説明しますね。
リライトの作成方法
リライトを行う際に、意識するポイントは3つあります。
- 単語の入れ替え(同義語や類義語)
- 文章の順番の入れ替え
- 文章の書き換え、追記、添削
この3つのポイントを単独で使用するのではなく、組み合わせて行うとベストです。
(単独の場合だとコピーコンテンツに該当してしまう恐れがあるため。)
単語は、同義語や類義語に入れ替えを行います。
同義語や類義語がわからない場合は検索してみるといいでしょう。
■元の文
家族のために自分の職を失するという壮絶な戦いの結果、北沢家の問題はいったん収束した。
↓
単語の入れ替え例
家族のために自分の仕事を失うという壮絶な争いをした末、北沢家の問題はいったん平静さを取り戻した。
短い文章でも、前後を入れ替えると違う文にできる場合があります。
■元の文
家族のために自分の職を失するという壮絶な戦いの結果、北沢家の問題はいったん収束した。
↓
■文章の順番の入れ替え
北沢家の問題は、家族のために自分の仕事を失うという壮絶な争いをした末、いったん平静さを取り戻した。
一度入れ替えてみて、繋がりが悪いところは必要に応じて追記や添削もします。
■元の文
家族のために自分の職を失するという壮絶な戦いの結果、北沢家の問題はいったん収束した。
↓
◯文章の書き換え、追記、削除(+順番の入れ替え、単語の入れ替え)
壮絶な争いの後、主人公は家族のために自分の仕事を失ったが、北沢家で起きた問題は一度平静を取り戻した。
このように3つのポイントを組み合わせると、違った文章に見えますよね。
なかなか思うように書けないという場合は、これら3つのポイントを再度意識してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
リライトは慣れてくると簡単にできる手法なので、ぜひ身につけてみてください。
そうすることで、ライターとしてもレベルアップすることができますよ。
ちなみに、リライトはあくまでオリジナルの文章作成が出来ない時の手段の一つです。
本来は、常にオリジナルの文章を作ることが大切になります。
あなたの感性で文章を作りつつ、リライト文を混ぜながら記事作成をしてみてくださいね。
信用にも繋がりますので、コピペ主体のコンテンツ作成は避けましょう。