この記事では
- 主語と述語が繋がらない
- 主語と述語までが長くなってしまう
という場合の対処法について説明していきます。
まず、以下の文章で主語と述語とは何かを把握してください。
このドラマは、平凡な女子高生と財閥の御曹司の恋模様を描いた学園ラブコメディです。
ピンク色は「主語」、黄色は「述語」です。
主語:「何が(誰が)」にあたる部分
述語:「どうする・何をした・何だ」にあたる部分
主語と述語が繋がらない場合の対処法
例えば以下のような文章があったとします。
このドラマは、一般庶民家庭の平凡な女子高生のヒロイン・牧野つくし(ク・ヘソン)がひょんなことから金持ち学校、神話学園に奨学生として編入したところから幕が上がります。
「このドラマは」とドラマを説明するように始まっているのですが、文末では「幕が上がります」で締めくくられドラマのあらすじの説明になっています。
主語と述語は、「=」の関係でないといけません。
このドラマは、平凡な女子高生と財閥の御曹司の恋模様を描いた学園ラブコメディです。
一般庶民のヒロイン・牧野つくし(ク・ヘソン)はひょんなことから、お金持ちが通う高校に編入することになります。
「このドラマは」=「学園ラブコメディです」
だと主語と述語は「=」で繋がりますよね。
また、1文が50文字以上になると、読者は文章が長いと感じます。
文章が長いと、読者も読むのが嫌になってしまうため、できる限り簡潔にまとめるように心がけてください。
- 主語と述語は「=」で繋がる
- 文章は50文字以内で簡潔に
主語から述語までが長くなってしまう場合の対処法
主語から述語までが長くなってしまう場合、その間には装飾語が増えすぎているという問題があります。
例えば、以下のような文章があったとします。
このドラマは、一般庶民家庭の平凡な女子高生のヒロイン・牧野つくし(ク・ヘソン)がひょんなことから金持ち学校・神話学園に奨学生として編入し、財閥の御曹司・道明寺司(イ・ミンホ)に出会い、最初は敵対していましたが様々な困難を乗り越えながら恋が芽生えていく学園ラブコメディです。
ピンク色は「主語」、黄色は「述語」、黄緑色は「装飾語」です。
「装飾語」はその文章に説明を加える役割を果たしますが、一文に詰め込みすぎると文章が長くなり読みたいと思う文章ではありませんよね。
1文が50文字以上になると、読者は文章が長いと感じてしまうのです。
この場合も、まずは簡潔に大枠を説明して、詳しい説明を別で加えると読みやすい文章になります。
このドラマは、平凡な女子高生と財閥の御曹司の恋模様を描いた学園ラブコメディです。
一般庶民の牧野つくし(ク・ヘソン)はひょんなことから、お金持ちが通う高校に編入することになります。
そこで、つくしは財閥の御曹司・道明寺司(イ・ミンホ)に刃向かったことでいじめの対象になってしまいました。
しかし、どんなことがあっても めげないつくしに道明寺はだんだん惹かれていきます。
文章を分けることで、1文が短くなり、1文で説明する内容も明確になります。
装飾語は1文につき3つ以内が理想的です。
文章が長くなってしまう場合は、「一つずつ分けて説明する」ことを心がけてみてください。
- 装飾語は1文に3つ以内
- 説明が長くなってしまう場合は文章を分ける